オーストラリア紀行2


2000年9月21日、オーストラリア3日目。
今日も快晴。朝は涼しいけど午後は暑くなるぞ。
この日は午前中実習、午後は講義。
本日の動物第一弾はブタ。いわゆるお肉になるブタです。
ワタシの学校の付属農場にだってブタはいる。
しかしそれは実験用に小型化されたブタ。
お肉になるブタは…すごいね。でっかい。
でかいというより“でっかい”と言おう。あえて。
胴がなが〜い。長いぞ。ホントに。
まず、コブタをお母さんブタから離して別の部屋につれてきました。
離乳、乳離れってやつですね。
コブタは捕まえたら暴れたりもしますが(そりゃそうだ)、
お母さんブタはまったく動じなかったね。
大きすぎて動けない?それとも慣れてんの?
“コブタ”っていう割にはけっこうどっしりと重かったけどね。
次にやったことは、注射みたいなことかな。
なんかの予防らしいね。説明はしてくれたんだけどね〜。英語だったし…
方法がすごかったね。
薬が入ってたのは点滴みたいなやつ。チューブの途中に
注射みたいなピストンがついてて、その先に針がついている。
これをどうするのか、と言うと、
針をブタの肩ぐらい(?)に突き刺します。ブサッとね。
そしてピストンを押します。それで薬が入ります。それで終了。
何だそれだけ?って思うかもしれないけど
ブタはとってもでっかいのよ。刺すのはちょっと怖いよ。
しかも暴れたりするし。そしたら針が抜けて飛んでくるし。
いきなり刺すんですからそりゃブタもびっくりさ。
かなりアバウトな気もしますけどまあいいんでしょうね。
ブタの歩き姿を後ろから見たりしますと
お尻をふりながら、尻尾もふっててなかなかかわいいかも。
終わりには生まれたばっかりのコブタを触らせてくれたりもした。
これはむっちゃかわいいぞ。写真はないけど。
次はヤギだったんだけど…
することがなかったのか、なんか見ただけって感じ。
他の班の人はずいぶん苦労したらしいけどね。
ヤギはよく走り捕まえるのが難しい、とだけ言っときましょう。
やつはジャンプしますからね。
午後は講義が二つ。
眠らなかったと思うけど、どうだったかな。
どっちにしろ理解はしてないか。
そのあとスーパーにつれてってもらった。前日のあのバスで。有料…
なんか品物がすごいね。ジュースの色がすごい、原色よ。
いったい何味?何故こんなに赤いの?てな感じ。
お菓子とかの量もすごかったしさ。
男子諸君はビールを大量購入してました。
2箱は買ってたね。そんなに飲むんかい(飲んでたけど)。

2000年9月22日。この日は見学ツアーでしたね。
屠殺場→肉牛の肥育場→ブタ→酪農家
てな感じ。
始めに行った屠殺場はお肉の加工ていうか、
パック詰とかも行ってたね。日本向けに輸入したりするらしい。
次に行った肥育場もそう、日本向けの肉牛だって。
なんか見覚えのあるウシやったね。
それもそのはず、和牛の血が入ってるらしい。
ただ先生が言うには和牛の精子とか卵子とか
国外持ち出し禁止らしいけどね。…てことは闇ルートか?
しっかし、ウシしかいなかったね。
当たり前なんだけど。あんだけウシばっかりやとある意味壮観かも。
その次はブタ見に行った。
今度はブタばっか。ベイブがいっぱい、という気がしないでもない。
コブタもいっぱいいた。やっぱコブタはいいね、
できることならば大きくならないで欲しいぐらいよ。
次はウシ、今度は乳牛ね。
家族経営の酪農家だけどなんとウシが300頭以上だって。
ウシ達はワタシ達が珍しいのか、興味津々てな感じでこちらを見てくれる。
写真の撮りがいがあるわ、カメラ目線なんだもん(?)。
なんか“畜産”を思う存分体験したって感じ(?)。
帰りのバスからの夕日はきれいだった。
いるはずのない和牛との混血。もち日本向け

ブタですな。お母さんはほとんど動けません。柵があるから。だからコブタを踏んじゃうこともないんです

わざわざ寄ってきてくれるウシたち。茶色くたってホルスタインです


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